ほぼ日AWS ソリューションまとめ 8日目 メディアサービス ソリューションについて

ほぼ日AWS について

AWSのソリューションについて学んでいく為に、以下のAWS管理画面で見れるすべてのサービスについて、どんな時に使われてそれらがどんなソリューションなのかまとめてみたいと思います。

※ ちなみに著者はAWS初心者勢です。
ソリューションがどういうものかに重点をおいて調べてまとめているだけですので、ノウハウTipsの提供等はできません。

このブログの目標

読んだ方(主に自分)が、AWSのソリューションについて 「ああ、AWSののこのソリューションって〜〜〜っていうもんでしょ?」ってざっくり理解するのに手助けになれば幸いです。

では、本題。

メディアサービスソリューション について

メディアサービスは、信頼性が高く、ブロードキャスト品質の動画ワークフローをクラウド上で簡単に構築する為のフルマネージドサービスファミリーである。

主として、以下のサービスがある。

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Elastic Transcoder

何ができるのか

Amazon Elastic Transcoderクラウドのメディア変換のサービスである。

高度なスケーラビリティ・高い費用対効果を実現するような設計となっており、利用者はメディアファイルをその元の形式からスマートフォンタブレット・PCなどのデバイスで再生可能できる形式に変換する事が出来る。

無料利用枠ある?

あるよ。

東京リージョンある?

あるよ。

主なユースケース

動画配信等を行うサービスの一貫として使用する。

リソースをアップする事でそのリソースの形式を複数のデバイスに対応した動画にエンコードし取得する事が出来る。


Kinesis Video Streams

何ができるのか

Amazon Kinesis Video Streamsは処理の為に接続されたデバイスからAWSへ動画を簡単かつ安全にストリーミング出来るようにするサービスである。

Kinesis Video Streams によって数百万ものデバイスからの動画のストリーミングデータを取り込む為に必要なインフラ構成が自動的にプロビジョニングされ、自在にスケールする。

無料利用枠ある?

東京 リージョンある?

あるよ。

主なユースケース

Kinesis Video Streams を使用し、 Amazon Rekognition Video との統合、TensorFlow、OpenCV といった MLフレームワーク向けライブラリとの統合により コンピュータビジョンアプリケーションや MLアプリケーションのすばやい構築が出来るようになる。

取込元のデバイスとしてはスマートフォン、セキュリティカメラの他に ドローンや衛生、車載カメラなどといったデバイスからもデータを取り込む事が出来る。


MediaConvert

何ができるのか

AWS Elemental MediaConvertは、ブロードキャストグレードの機能を備えたファイルベースの動画変換のマネージドサービスである。 さまざまなインターネット形式や高品質のメディア形式を幅広く対応出来、あらゆるデバイス向けにきれいに再生出来る高品質な動画の出力を行う事が出来る。

無料利用枠ある?

なさそう。

東京リージョンある?

あるよ。

主なユースケース

複雑な動画処理インフラストラクチャを構築したり操作する必要なく、メディア環境を提供する事に集中出来る。


MediaLive

何ができるのか

AWS Elemental MediaLiveはブロードキャストグレードのライブ動画処理サービスであり、テレビ放送やインターネット接続のマルチスクリーンデバイス向け配信用に高品質なビデオストリームを作成する事が出来る。

Elemental MediaLiveではライブ動画ストリームをリアルタイムでエンコードして、動画サイズを圧縮するまでやってくれる。

無料利用枠ある?

なさそう。

東京リージョンある?

あるよ。

主なユースケース

リアルタイムの配信インフラ環境をセットアップするまでもなくマネジメントコンソール上等でセットアップする事によって、ライブ動画配信サービスを提供する事が出来るようになる。


MediaPackage

何ができるのか

AWS Elemental MediaPackage ではインターネット配信向けに高い信頼性の動画の作成と保護を行う事が出来る。

AWS Elemental MediaPackageを使用する事で 単一のビデオファイルからインターネット接続対応の TV・携帯・PC・タブレットなど向けの再生可能な形式のビデオストリームを作成出来る。

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なさそう。

東京リージョンある?

あるよ。

主なユースケース

MediaPackage を使用する事で 多くのDVRで見られるように、ビューワーに用意されている一般的な機能(最初から、一時停止、巻き戻し など) を簡単に実装する事が出来るし、また他にも、 デジタル著作権管理(DRM)を利用してコンテンツを保護するなどを行う事も出来る。

MediaPackageは負荷に応じて自動的に拡張される機能があるため、動画配信をするにあたって容量を特に気にせずサービスの改善に注力する事が出来る。


MediaStore

何ができるのか

AWS Elemental MediaStoreは、ライブストリーミングによる動画コンテンツ配信に必要なパフォーマンス・整合性・低レイテンシーを実現出来る、メディア向けに最適化された AWSストレージサービスである。

AWS Elemental MediaStore は 動画ワークフローにおけるオリジンストアの役割を果たす

無料利用枠ある?

なさそう。

東京リージョンある?

あるよ。

主なユースケース

AWS Elemental MediaStoreを使うメリットとして、作成した動画ファイルはその後数分間、自動的にレプリケーションキャッシュに保持される為、視聴者数にかかわらず、優れたパフォーマンスを提供する事が出来る事がある。

また他にも AWS MediaStore を単独で使用するだけでなく、 CloudFront などと連携する事でさらなるパフォーマンスの向上を提供する事も出来る。


MediaTailor

何ができるのか

AWS Elemental MediaTailorは動画提供者はライブ動画やオンデマンド動画の各市町者に、動画コンテンツをパーソナライズされた広告を組み合わせたストリームを提供する事が出来るサービスである。

無料利用枠ある?

部分によってはある。

東京リージョンある?

あるよ。

主なユースケース

AWS Elemental MediaTailorを使うメリットとして、クライアント側とサーバー側の両方の広告配信メトリクスに基づいてレポートが自動的に作成される為、広告のインプレッション数や視聴者の行動の正確な測定を簡単に行う事が出来るのはメリットであるかと思う。


所感

あんまりメディア関連の事業に携わった事無いので割りとブロードキャストとか用語的な問題はふんわりとしかわかってないんだけど、マネージドサービスとして利用するにあたってメディアサービス程適した分野って無いんじゃないんかな?って思った。

リクエストに合わせて自在にスケールしたりとか、ある程度キャッシュしてくれたりとか。

MediaTailorとかすごい面白いサービスだな、って思ったので個人的に使ってみたいな、って気持ちになった。


リンク集

1日目 コンピューティングソリューション

2日目 ストレージソリューション

3日目 データベースソリューション

4日目 移行ソリューション

5日目 ネットワークソリューション

6日目 開発者用ツールソリューション

7日目 管理ツール ソリューション

8日目 メディアサービスソリューション

9日目 機械学習ソリューション

10日目 分析ソリューション

11日目 セキュリティソリューション

12日目 モバイルサービスソリューション

13日目 VR ARサービスソリューション

14日目 アプリケーション統合サービスソリューション

15日目 カスタマーエンゲージメントサービスソリューション

16日目 ビジネスの生産性ソリューション